アマゾン買取サービスの体験レポート(雑誌)

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前回の アマゾン買取サービスの体験レポート(書籍) に続いて、 今回は情報誌やマネー雑誌、テニス雑誌の買取にチャレンジしてみました。

アマゾン買取サービス では小説やビジネス書などの一般書籍に加えて、 発売5年以内の月刊誌や季刊誌であれば雑誌も買取してくれます。

ただ、旧作や人気のない雑誌については通常1円買取と明記されており、 一般書籍と比べて厳しい査定になる可能性が高いです。

また、週刊誌やマンガ雑誌は買取の対象外で、 6年以上前に発行された雑誌もすべて買取不可なので注意が必要です。

雑誌の発売日や状態、ジャンルなどによって査定が変わってきますが、 発行から1年以内の雑誌をメインに試してみました。

事前の買取価格調査

今回、モノ情報誌やマネー雑誌など12冊を買取してもらうことにしました。

雑誌買取リスト

アマゾン買取サービス はオンライン査定で買取金額を調べることができますが、 今のところ書籍のみで雑誌には対応していません。

そのため、雑誌については事前に査定金額は調べることはできず、 実際に宅配で送ってから査定が出るのを待つことになります。

宅配買取の申し込み

前回の 買取体験レポート のようにAmazonアカウントでログインして、 買取商品や引取希望日などを選択していきます。

ログイン

最後に、「承諾・否認を選択する」を選んでおけば、 査定金額に不満だったときに返却してもらうことができます。 (キャンセル時の返送料はアマゾン持ちで送料無料)

初めての申し込み時には本人確認が必要になりますが、 2回目以降であれば手続き不要で利用することができます。
(本人確認については 前回の古本買取レポート を参考にしてください)

買取査定結果

古本の引き取りから2日後(書籍のときは3日後)に、 「要確認【リコマース宅配買取】査定完了のお知らせ」というメールが届きました。

メールにあるリンクから アマゾン買取サービス にログインすると、 「お申込情報・過去の履歴」で査定金額が確認できます。

査定金額

さらに、査定金額の横にある「明細確認」ボタンをクリックすることで、 宅配で送った雑誌1冊ごとの買取価格が分かる仕組みになっています。

査定金額明細

1冊ごとの商品名と買取金額に加えて、 雑誌のコンディション(状態)判定も分かるようになっています。

今回、キャンペーンボーナス1,000円分(キャンペーン終了済み)を除けば、 雑誌12冊の合計買取金額は29円!という結果になりました。

買取査定明細

買取依頼した雑誌12冊の定価と査定金額、状態判定についてまとめてみました。

雑誌定価
査定金額
状態判定

MONOQLO(モノクロ)2016年6月号
定価680円
査定結果9円
良い

家電批評2016年6月号
定価680円
査定結果8円
非常に良い

家電批評2016年7月号
定価680円
査定結果4円
非常に良い

MONOQLO(モノクロ)2016年7月号
定価680円
査定結果2円
非常に良い

日経TRENDY2016年7月号
定価600円
査定結果1円
非常に良い

テニスマガジン2016年5月号
定価900円
査定結果1円
非常に良い

テニスマガジン2016年4月号
定価900円
査定結果1円
非常に良い

日経マネー2016年8月号
定価690円
査定結果1円
非常に良い

LDK(エル・ディー・ケー)2015年9月号
定価630円
査定結果1円
非常に良い

LDK(エル・ディー・ケー)2015年10月号
定価630円
査定結果1円
非常に良い

ダイヤモンドZAI(ザイ)2016年7月号
定価730円
査定結果0円
非常に良い

ネットマネー2016年7月号
定価750円
査定結果0円
非常に良い

12冊中11冊が「非常に良い」、1冊だけ「良い」という状態判定でした。

買取価格については高い雑誌でも9円や8円の査定で、
半分の6冊が1円、2冊がゼロ円という結果になりました。

コンディション判定

古本の状態コンディション判定と同じように、 おそらく4段階評価(非常に良い、良い、可、不可)になっていると思われます。

ただ、状態コンディション判定が「非常に良い」にもかかわらず、 買取価格がゼロ円になっている雑誌が2冊ありました。

なんとなく1円査定でも良さそうな気がしますが、 もしかしたら「ダイヤモンドZAI(ザイ)2016年7月号」については別冊付録が不足しているのが原因かもしれません。

買取商品の「お売り頂けない品質」のところに、 「付録付で付録が欠損しているもの」という記述があります。

それに該当するためゼロ円査定になった可能性がありますが、 「ネットマネー2016年7月号」もゼロ円なので別の理由があるのかも。

雑誌の新旧による査定金額

MONOQLO(モノクロ)2016年6月号は「良い」で9円なのに対して、 MONOQLO(モノクロ)2016年7月号 は「非常に良い」で2円となっています。

また、家電批評についても6月号のほうが8円と高く、 新しい7月号は4円と低くなっています。

新しい号数のほうがなんとなく高くなりそうですが、 どちらも古い号数のほうが査定金額が高くなっています。

この2種類の雑誌だけで断定することはできませんが、 比較的近い号数であれば新旧よりも号ごとの人気に依存しているのかもしれません。

とはいえ、どちらも数円程度の違いなので、 買取を依頼するときに気にする必要はなさそうです。

雑誌買取のまとめ

12冊の定価合計8,550円に対して29円の買取金額で、 実に還元率0.3%(=査定÷定価×100)という非常に厳しい結果になりました。

偶然、不人気の雑誌ジャンルばかりだった可能性も考えられますが、 それにしてもいずれも10円未満の査定金額です。

女性ファッション誌やビジネス雑誌、文芸雑誌など、 もしかしたら別ジャンルであれば多少は良くなったかもしれません。

それでも、前回の古本買取 は還元率23%だったので、 人気ジャンルの雑誌であったとしても書籍より大幅に低くなりそうです。

雑誌はそもそもの定価が書籍よりも低いのに加えて、 時事ネタ中心で時間の経過とともに価値が下がる傾向にあります。

そういった事情もあって 雑誌を買取してくれるサービス は少なく、 さらに宅配料金なども企業の負担になっていると思われます。

そのため、プレミアムのついた特別な雑誌を除けば、 基本的に高価買取は難しいといえそうです。

とはいえ、まだ十分に読める雑誌を捨てるのも忍びないので、 1円査定で良ければ アマゾン買取サービス に送ってみるのも。

オンライン査定による買取価格比較
古本買取の体験レポート