古本買取比較

自宅までに無料で取りに来てくれる古本買取サービス。

重くてかさばる古本を店舗まで運ばなくていいので便利ですが、 買取価格に不満でキャンセルすると返送料が自己負担になるデメリットがあります。

最近では、返送無料でキャンセルできるサービス もありますが、 それでも申し込みや箱詰めなどそれなりのテマがかかってきます。

そのため、あらかじめ高価買取を期待できるサービスが分かるといいのですが、 本のジャンルや状態、在庫状況などによって変わるので難しいところです。

ただ、買取金額のリアルタイム査定サービス が用意されているところもあり、 新品同様のきれいな状態での最高買取金額を調べることができます。

もちろん、汚れやキズ、色あせなどによって減額になる可能性も残りますが、 おおよその目安が分かれば申し込みときの参考になりそうです。

そこで、まずは自己啓発やビジネス書などの経済ビジネスジャンルで、 リアルタイム査定による買取価格を比較してみました。

リアルタイム査定での買取価格調査

ベストセラーを中心に６冊のビジネス書について買取価格を調べてみました。

なお、買取価格については調査時点（2016年9月）での価格であり、 サービスによっては翌日に変わることも考えられます。

また、汚れや日焼けなど古本の状態は判断が分かれるところであり、 査定金額から減額される可能性も残されています。

今回、そういった個別の諸条件が含まれていませんので、 あくまで調査時点での参考買取価格としてご覧いただければと思います。

買取サイト	影響力の武器[第三版]	人生がときめく片づけの魔法	置かれた場所で咲きなさい
アマゾン宅配買取サービス	1,387～1,420円	56～227円	20～85円
ブックサプライ	1,512円	86円	12円
ネットオフ	900円	40円	10円
駿河屋	1,200円	80円	10円
【あおば堂】本・CD・DVD・ゲーム買取	1,065円	50円	1円
古本買取のホンマルシェ	1,207円	5円	5円
古本買取の【古書大黒堂】	874円	44円	0円

買取サイト	嫌われる勇気	伝え方が９割	雑談力が上がる話し方
アマゾン宅配買取サービス	1,000～1,200円	760～950円	30～128円
ブックサプライ	574円	414円	61円
ネットオフ	500円	250円	30円
駿河屋	450円	250円	50円
【あおば堂】本・CD・DVD・ゲーム買取	410円	270円	30円
古本買取のホンマルシェ	448円	274円	5円
古本買取の【古書大黒堂】	305円	216円	30円

古本買取サイトによって得意ジャンルに違いがありますが、 調査時点および比較した自己啓発本やビジネス書ではアマゾンの買取価格が高く、 次いでブックサプライやBUY王（バイキング）の順番でした。

なお、もっとも高い買取価格については赤太字で表示されており、 アマゾン買取サービス は幅があるため低いほうで高低を比較しています。

合計買取査定金額と特典キャンペーン

オンライン査定によってビジネス書が得意な買取サイトが見えてきましたが、 本によるバラツキを考慮して６冊の合計金額で比較してみました。

また、買取サイトによって初版本の買取保証などが用意されていたり、 初回限定で買取ボーナスがもらえるところもあるので特典もまとめてみました。

買取サイト	合計金額	最低 冊数	キャンペーン特典
アマゾン宅配買取サービス	3,253円	1冊	-
ブックサプライ	2,659円	10冊	初版１ヶ月以内なら定価40％以上、 ３ヶ月以内なら20％以上
ネットオフ	1,730円	30冊	初回限定1,000円UPクーポン さらに3,000円以上なら1,000円追加。 （クーポン利用・他クーポンの併用は不可） 買取金額20％UP（別クーポンを利用）
駿河屋	2,040円	30冊	-
【あおば堂】本・CD・DVD・ゲーム買取	1,826円	20冊	3,000円以上で500円ボーナス
古本買取のホンマルシェ	1,944円	1冊	※査定額が3,000円以上で送料無料
古本買取の【古書大黒堂】	1,469円	20冊	-

６冊のうち３冊で買取査定金額がもっとも高かった アマゾン買取サービス が、
合計買取価格でも最も高く3,253円になりました。

続いて、 ブックサプライ の2,659円、 BUY王（バイキング） の2,595円で、 どちらも初版１ヶ月以内なら定価の40％以上で買取してくれます。

そのため、出版されたばかりの本を査定対象に含めていれば、 また違った結果になった可能性もあります。

高価買取を目指して

やはり、査定金額に確実に増額される1,000円ボーナスは、 初回限定の特典ですがうまく利用したいところです。

とはいえ、査定金額に1,000円以上の差があっては意味がなくなるので、 今回600円程度の差で３位だった BUY王（バイキング） なら狙えそうです。

ただ、BUY王（バイキング） は20冊以上で送料無料（それ未満は送料400円）で、 しかも銀行振込に手数料400円が必要なので難しいところです。

一方で、出版されたばりの本が多くあるなら、 買取保証のある ブックサプライ とBUY王（バイキング）が候補になりそうです。

ブックサプライなら初版１ヶ月以内なら定価40％以上になるほか、 ３ヶ月以内でも20％以上の買取金額を保証してくれます。

　・初版から１ヶ月以内の古本買取比較

　・初版から３ヶ月以内の古本買取比較

そのため、出版されてまもない本があるならブックサプライ、 出版日が古い本が多いなら アマゾン買取サービス が良さそうです。

まとめ

古本の買取価格は本のジャンルや状態に加えて、 買取サービスの在庫数などにもよって日々変化しています。

そのため、あくまでも調査時点での参考ではありますが、 おおよその買取価格の傾向として判断材料に利用することができそうです。

今回、６冊の本で比較しましたがそれでも買取価格に倍以上の差が出ており、 より多くの古本を買取依頼すればさらに広がる可能性が高いです。

ブックサプライ なら初版から３ヶ月以内なら買取価格保証があるので、 定価が高く出版されたばかりの本が多いときにおすすめです。

一方、本の単価が低ければ買取価格の差は広がりにくいので、 BUY王（バイキング） や ネットオフ の初回ボーナスを狙う方法も。

また、出版日が古く処分したい本がたくさんあるなら、 今回の買取比較で最も高かった アマゾン買取サービス が良さそうです。